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ミニッシュ広報部

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“ あの時 ”德重は何を思ったか⁉ vol.1

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2018年11月28日に大阪は生野区にある「リゲッタ生野ホール(生野区民センター)」にて発表された、有限会社シューズミニッシュ及び株式会社リゲッタカヌーの中期経営計画。
発表の第2部では会社が今後3年間行う事について劇形式で伝えるという発表の仕方を行った。
その劇のW主演の片方を務めた、RinC(リンク)チーム「德重総一朗」の声をお届けする。
取材は、中期経営計画発表会を行った会場:生野区民センター内リゲッタIKUNOホールで行った。


:インタビュアー:広報部 真田
第二回中期経営計画の運営に携わる。
本記事では改めて德重の「あの時」を取材する。


真 
自己紹介をお願いします!


 德
株式会社RegettaCanoe(リゲッタカヌー)、RinC(リンク)チームの德重と申します。
普段は店舗関連の仕事を中心にさせて頂いております。
会社全体のリーフレットや受注会の運営など、本社にてお仕事をさせて頂いていたりしております。


真 
所属のRinC部の“RinC(リンク)“っていうのはどういう意味なんですか?


 德
「繋げる」っていう意味が大きくありまして、お客様と会社を「繋げる」店舗と会社を「繋げる」という意味を持たせてるんです。


真 
第二回中期経営計画(以下 中計)を開催されましたが、それについて教えて頂けますか?


 德
中計は、3年間を一つの区切りとして、これからこの会社がどういった事を目標として、どういったビジョンを描いて、そのビジョンに到達するためにはどういった事をやっていきますよ、っていう指針を発表する計画ですね。


真 
どんな発表をされたんですか?


 德
全体の構成は1部2部3部と分かれた形式です。
第1部が3年前第一回の振り返りや出来たか出来ていないか、満足度はどれ位かというスピーチで、過去の事について話しました。

第2部は劇形式で、高本社長が起こした脚本を我々が演じる形で「これからどうする?」っていう未来の話を劇で皆様にお伝えしました。

第3部はシューズミニッシュ社とリゲッタカヌー社の初期メンバーを集めてできたプロジェクトチームに、ファシリテーターとして携わって頂いている長尾彰さんという方がいらっしゃるんです。
その方が来場して下さったお客様に第1部2部を見て、どう思ったか、どう感じたかっていうのを、トークセッションのような形でお話し頂くっていう場を設けました。

合間に休憩挟みつつですが全3部で大体3時間強くらい時間をかけました。



真 
どういった方がご来場されたんですか?


 德
まずは会社に属している人達。

後は我々の商品を作って頂いている職人さんの協力工場さんの皆様、取引先の方々、生野区役所の方であったり、地域で一緒に活動させて頂いている方々。

また、今回一般公募でご希望される方をご招待させて頂きました。


真 
今回の中計ではどういった事をされましたか?


 德
2部は有難い事に、僕の役をやりました(笑)。
僕が2018年11月28日、中計の朝に、本社3階にある会議室(フューチャーセンター)で目覚めると、なぜかこう未来に行っていた、という設定になってまして。
タイムパラドックス的な要素を盛り込んだSF群像劇になっております。


真 
代表から「劇で行くよ!・・・配役発表します!」…という事があったと思うんですけど。
そん時はどんな心境やったんですか?


 德
高本社長が書いた台本の初稿が固まって。
キャスト発表しますっていうときに、やたら自分のセリフ、演技指示が多いというか。
最初はなかなか台本を覚える所までは辿り着かなかったんです。
台本書いて頂いた社長にも申し訳ないので。
気持ちのスイッチは早い段階で切り替えることが出来ましたね。


真 
どういった練習をされてたんですか?


 德
今回は、各々自主練習の時間が結構多かったですね。
ひたすら自分との闘いというか。
頭に入れて反芻して。
それを集まった時に擦り合わせる事が求められたのが前回と違うなぁという。
こう、大丈夫かなっていうのは結構最後の方まで拭えなかったというか。

全体の練習はリゲッタIKUNOホールで7回程借りて行いました。


真 
準備の間で心境の変化ってあられました?


 德
最初はその受け止めるのに時間が必要ではあったんですけど、やっぱりその、別に演じる事が目的ではないっていうのは認識結構早い段階で全員がとれてたので。
実際僕らがこの3年間でどういった事をしたくて、どういった思いで作ってきて、皆さんに一緒にやって頂きたいっていう思いを伝えたいっていう部分が一番なので。


真 
その時、考えてた事とかは?


 德
長編なのでなかなか皆で合わせるっていうことが出来ない。
前回は結構、自分の声を録音してそれをひたすら聞くみたいな事をしてたんですけど、今回もう完全に頭の中で、繰り返すみたいな。


真 
セリフを覚える方法ってどうされてました?


 德
今回は台本をひたすら前から読んで。
最後の方は頭に入ったら頭の中で、イメージするっていう感じですね。


真 
で、練習の回数を重ねられて?


 德
最初の方はもう台本をこう握り締めていないと皆セリフも出てこないですし。
台本に目線がいってしまうと演技も疎かになって動きが散漫になる。

っていう、そういったスタートだったんですけど。
ある時、2回くらい経てからですかね。
次はもう台本無しっていうのガバッと決まってから、そっから演じるっていうことを深めるフェーズに入って。

で、まあ、皆さん、そこから頭に入れてこられて。
そっからもう動きとか、演じるっていうほうにシフトしていきましたね。


真 
それからどんな感じだったんですか?


 德
やっぱり劇団の発表ではないので、演じることは目的ではない、っていうのは共通認識は取れてたんですけど。
ただ、そこを御座なりにして良い訳ではない…。

本気で、自分達の出来る限界まで挑戦をして、挑まないといけないっていうのはあったので。

出来る限り自分たちの持てる良いもの、その時点で良いものを出せるように。
っていう風に臨んでいたつもりではあります。




真 
自己紹介をお願いします!



わたくし、株式会社RegettaCanoe(リゲッタカヌー)、RinC(リンク)チームの德重と申します。

普段は店舗関連の仕事を中心にさせて頂いております。
店舗にまつわる開発・運営に携わる事を行っております。

あとは会社全体のリーフレットや受注会の運営など、本社にてお仕事をさせて頂いていたりしております。
昔は弊社直営店舗の南船場店2代目店長をさせて頂いたり、現場に立っていました。


真 
所属のRinC部の“RinC(リンク)“っていうのはどういう意味なんですか?



「RinC=リンク」っていうのは、

「繋げる」っていう意味が大きくありまして、お客様と会社を「繋げる」店舗と会社を「繋げる」という意味を持たせてるんです。

繋がりを大事にするという意味において、リゲッタカヌーのスペルの頭文字がRC(RegettaCanoe)なんですけど。
普通のアルファベットで言うと「リンク」ってLinkなんですけどそれをRCとひっかけて「RinC」、RとCのあいだにin、全て詰まっていますよ、っていう造語ですね。







真 
なるほどですね。
さて、2018年11月28日に第二回中期経営計画(以下 中計)を開催されましたが、それについて教えて頂けますか?



(有)シューズミニッシュと(株)リゲッタカヌーでいう

中計は、3年間をひとつの区切りとして、これからこの会社がどういった事を目標として、どういったビジョンを描いて、そのビジョンに到達するためにはどういった事をやっていきますよ、っていう指針を発表する、中計っていうのはその計画ですね。

今から3年前の2015年に第一回目中計発表でしたので、今回が二回目となります。


真 
どんな発表をされたんですか?



第一回目の発表は劇形式で行こう!ていう風になったんですね。
それがミニッシュらしいかどうかはもう今のところ疑問ではあるんですけども(笑)。
一回目はそういった形だったので、二回目もそれを踏襲するような形で行いました。

全体の構成は1部2部3部と分かれた形式です。

今回第1部が3年前第一回の振り返りや出来たか出来ていないか、満足度はどれ位かというスピーチで、過去の事について話しました。

第2部は前回のような劇形式で、高本社長が起こした脚本を我々が演じる形で「これからどうする?」っていう未来の話を劇で皆様にお伝えしました。

第3部はMMCという、一緒に会社の事考えていこうと思った代表が、シューズミニッシュ社とリゲッタカヌー社の初期メンバーを集めて出来たプロジェクトチームに、ファシリテーターとして携わって頂いている長尾彰さんという方がいらっしゃるんです。
その方が来場して下さったお客様に第1部2部を見て、どう思ったか、どう感じたかっていうのを、トークセッションのような形でお話し頂くっていう場を設けました。

※MMCとは…各部リーダーやそれに準ずるスタッフが会社が集うプロジェクトチーム。
今回の中計はMMCメンバーが企画・設営・発表を取り仕切った。

後は取締役陣が、どれ位でそうなるかは解りませんが、シューズミニッシュ社とリゲッタカヌー社の合併を発表するという事もありました。
合間に休憩挟みつつですが、全3部で大体3時間強くらい時間をかけました。





真 
どういった方がご来場されたんですか?



まずは会社に属している人達。
後は我々の商品を作って頂いている職人さんの協力工場さんの皆様、取引先の方々、生野区役所の方であったり、地域で一緒に活動させて頂いている方々。


また、第一回目はなかったんですが、今回一般公募でご希望される方をHPで募集し抽選、そこで当選された方々をご招待させて頂きました。

全員で300名弱位、お越し頂けました。


真 
今回の中計ではどういった事をされましたか?



まず第1部では、前回の振返りのスピーチでちょっとお話しをさせて頂いたり、第2部に関しては、ほぼほぼ出番もなくて、黒子のような役回りに徹してました。


真 
ほんまですか!?(笑)



あっはっはっは!(大爆笑)

2部は有難いことに、あの、なんでしょう、なんて言ったらいんでしょう…。
僕「主役」っていう言葉を使うのがあんまり好きじゃなくて。

舞台上で一番滞在時間が長い役っていう…(笑)

そういう役回りを頂いたので。
あの、はい。


真 
劇に出られたんですね?(笑)



そうなります(笑)





真 
德重さん以外の劇の出演者はどういった方々ですか?



MMCメンバーが主に出演してました。
後は少しずつ、スペシャルゲストで協力して頂いた方々。はい。


真 
一番出番が多かったという事なんですが…全体のストーリーを教えてもらっていいです?



僕は何の役かと言われると、僕の役を演りました(笑)。
僕が2018年11月28日、中計の朝に、本社3階にある会議室(フューチャーセンター)で目覚めると、なぜかこう未来に行っていた、という設定になってまして。

今回中計で発表したものが具体的に形になっている、っていう未来を見て、2018年に帰ってくるという、バックトゥーザフューチャー(1985年公開映画)のような…。
タイムパラドックス的な要素を盛り込んだSF群像劇になっております。はい。
今回出演された方々はほぼほぼ、ご自身の役を演られてるんじゃないかなと。


真 
ほぼほぼ?



1名だけですかね。
別人をやったのは。


真 
ところで、劇をする事っていうのはすぐ決まったのですか?



いや、えっと、それを決めるにあたって、色んな話し合いがなされて、どんな方法があるだろうかとブレストして。
正直な所僕、3年前も劇を経験してまして。
今回は劇じゃない何か方法があるんじゃないか、結構ギリギリまで模索はしてたりしました。


真 
劇以外にどんな案があったのですか?



一般的なパワーポイントの発表でも良いんじゃないか…とか。
ミュージカルも出ましたね。
結構ギリギリまで、チアダンスグループを招へいするみたいなお話も合ったりして。
ファッションショーしかり、プロレスとかもありましたね。
リゲッタ仮面とビルケンキッド?と戦って…とか。
あとは落語家さんを招へいする、寄席をしようかとか。
劇っていうのは最後まででなくて。
劇は前回やったから、今回はミュージカルかとか。

グレイテストショーマン(2017年公開映画)のTHIS IS MEの動画を全員で観たから、その流れはあるなと。
なんとなくそういう…覚悟をしつつ(笑)
まあ、してたんですけど、そうならないようになんかどうにかならへんのかなみたいなことは結構ギリギリまで、往生際悪く考えてました(笑)。


真 
だっはっはっは(笑)
代表から「劇で行くよ!・・・配役発表します!」
…ということがあったと思うんですけど。
そん時はどんな心境やったんですか?








まず劇形式を発表された時はまだなんか楽しそうだなって。
多分まだ自分のキャストもわかってないんで。
なんか楽しそうだなって。
なんならもうそんなに出ないかも位の感じでいたんですけど。

で、次の次の週が明けて、高本社長が書いた台本の初稿が固まって。
キャスト発表しますっていう時に、やたら自分のセリフ、演技指示が多いというか。 
多くて、しゅ、しゅやく?みたいな感じで発表されたので…。

正直な所、あの、パニックですよね(笑)。
本当にもうパニックですよ(笑) 。
なにが、なにが、行われてるのかが分からないというか。
もう状況が呑み込めないですよね(笑)。
え、冗談?!なんか言うてはるんかなみたいな…のがあって。

それこそ僕、結構昔は「自分なんて」みたいに思うタイプで。

今でこそそんなにそういうの無くなったんですけど、久しぶりに思いましたよね(笑)。
僕なんかがそんなんやって良いんですか…?みたいな。

3年前の第一回も一木さんがこう、熱演して頂いて。
そこは好評を博したていうのもあったんで。
それが僕に出来るだろうか、みたいなものがあったり。
自信は全く無かったですね(笑)。

だからもーーーーー、なんかねぇ…複雑な気分でしたよ。
でも、、、僕か??なんで僕なんやろ?????
みたいなのがずっと頭の中をグルグルしてて。
その時はもう言葉が出なかったですね。
がんばろー!みたいなんも出無かったですし。






真 
また「なんで僕なんやろ」という思いに?



なんで僕なんですか?も聞けないみたいな感じで。
どういう事かな…どういう意図があるんやろ…って。

社長が良く言わはるんですけど、別に全てに意図があるわけではない…っていうのは仰るんですけど。
そん時はもう勘ぐって勘ぐって(苦笑)
これどういう事なんやろう…みたいな。

なまじっか前のMMCで劇形式になるってなった時に「面白そう」って言うてもうたんですよね僕が。
それだからっていう事もないと思うんですけど。

蓋を開けてみたら自分が、その矢面に立っていた…という状況がいまいち呑み込めなくてですね。
これ夢じゃないかって思いましたね(笑)。


真 
夢じゃないか?(笑)








最初はなかなか台本を覚える所までは辿り着かなかったんです。
中計一回目が、直前で台本が変わったりする事があったんでね、ずーっと迷ってる気持ちでやっていくのはやっぱりあの、台本書いて頂いた社長にもそうですし、MMCのメンバーにもそうですし、見に来て頂けるお客様に申し訳ないので。

気持ちのスイッチは早い段階で切り替えることが出来ましたね。


真 
セリフ読みのときにね、
「あ、これ僕主役じゃないですわ」って言ってましたね?



ははは(笑)
でもあれは本心ですね。

舞台上の主役、最初は僕もそう言われたんで、そう受け取ってたんですけど。
実際には未来に行って、何も知らないのは僕だけ。
後はその皆さんが3年間頑張った内容を発表する内容やったんで。

実際にその、厳密に僕が主役というよりは、みなさんがそれぞれ主役、延いてはその観て頂いてこれから一緒にやっていただく皆さんが主役ですよ!っていう内容やったと僕は思ってて。

ていうのが言いたかった感じですね。

まあ、そうですね…。
ただ、じゃあ辞めとくか?って言われて引き下がったかと言われたら引き下がっては無い、と思います。
その瞬間にちょっと受け止めきれなかったって。

まぁ器の小ささみたいなものが、ありましたよね。
なので皆さんには、今思えば、非常にご心配というか、ご迷惑をおかけしたので、はい。
この場をもって、ぜひ謝罪とさせて頂ければと…!


(一同爆笑)


真 
どういった練習をされてたんですか?








今回は、各々自主練習の時間が結構多かったですね。

第一回の中計は短編少人数でやる、っていうのがあったので、チーム毎に練習ていうのが出来たんですけど。
今回全員出演するので、最初から最後まで1時間ちょっと位あるからなかなか全員集まって練習が出来ない。
ってなった時に、ひたすら自分との闘いというか。

頭に入れて反芻して。
それを集まった時に擦り合わせる事が求められたのが前回と違うなぁという。
こう、大丈夫かなっていうのは結構最後の方まで拭えなかったというか。

全体の練習は、今撮影して頂いているこの場所、生野区民センター内リゲッタIKUNOホールで7回程借りて行いました。

 
↑生野区民センター外観

立入禁止のバリケードはって(笑)
キャストが台本見ながらですけど、動きとか確認するとかはちょこちょこやってましたね。
あとはその、連休とかあったんでその休み中に出れる人は自主練ですね。

それやらないと結構そわそわして(笑)。


真 
準備の間で心境の変化ってあられました?






最初は受け止めるのに時間が必要ではあったんですけど、やっぱりその、別に演じることが目的ではないっていうのは認識を結構早い段階で全員がとれてたので。

劇中でも言うんですけどね、「例え失敗しても誰も咎めませんよ」と。
チャレンジの結果、そうなったとしても目的はそこではなくて。

実際僕らがこの3年間でどういった事をしたくて、どういった思いで作ってきて、皆さんに一緒にやって頂きたいっていう思いを伝えたいっていう部分が一番なので。

そこからブレてなければ、配役がどうこうとか、
脚本がどうこうっていうのは二の次なのかなぁという意識になっておりました。


真 
そうなんですね。その時、考えてた事とかは?



長編なのでなかなか皆で合わせるっていう事が出来ない。
で、セリフを話す声とか録るんですけど、それを一回聴くのに1時間位かかる。
ってなったら中々それを反芻するっていうのは出来ないので。

前回は結構、自分の声を録音してそれをひたすら聞くみたいな事してたんですけど、今回もう完全に頭の中で繰り返すみたいな。


真 
セリフを覚える方法ってどうされてました?



前回が1人で喋る時間が結構長かったんで、声を録ってずーっと四六時中、自分の声を聞くみたいな。
今回は台本をひたすら前から読んで。
最後の方は頭に入ったら頭の中で、イメージするっていう感じですね。

その掛け合いが必要なのでどうしても。
それが集まらないと出来ないので、イメージトレーニングみたいな感じです。
でも皆さんそうだったんじゃないですか。
今回はあんまり書きはしなかったですね。
もう結構頭の中に、っていう時間が。

僕多分、舞台上の滞在時間と比べるとテキスト量ってそんなに言うほど多いっていうわけではなくて。
そんなに喋ってる事は多くはなかったんですけど。
社長や他の人の方が文字量多かったんじゃないかな…。

えー、早く覚えれたかどうかと言われると…多分そのあたり器用じゃないんでしょうね…。
その、これやっていう答えを見つけた感じはあんまり…なかったですけど。

一回、1泊2日社長宅に泊まるっていう合宿という名のアクティビティがあったんですけど。
そん時に台本を一から見直して。
書き換えたりとかしていったので、そこでこう全体的の流れが把握出来て。
頭にも入ってっていうのは結構大きな出来事だったかなぁと思いますね。


真 
その合宿はどちらからのご提案だったんですか?



社長ですね。
配役が決まって、主役をやるってなった段階で合宿をやろうみたいな事は仰って頂いてたので。
やるんだな…っていう思いでは。
心の準備だけは出来てて。
実際に徹夜って言われてたんですけど、朝4時位までやったんですかね。


真 
それほぼ徹夜ですね。


↑高本宅で打合せする德重(左)、
スターバックスで打合せする德重(右)





一応徹夜なのか(笑)

で、4時位までやって、次の日もデザインルームに移動して、ずーっと。
朝8時位に起きて、けいこさん(高本社長奥様)の作って頂いた朝食を食べ、で、 昼前くらいに近所のスターバックスに入り、そこでも台本の書き直しをして。

社長が次の予定があられた夕方ギリギリまで台本の書き換えを一緒にやって。

ほんとはあの、最後まで高本社長は短くしたい、ギュッとしたい、ていうのは言ってたんですけど。
中々その、切るに切れないというか、逆に増えたんじゃないかっていう部分もありますね。
中々その、貴重な時間を過ごさせて頂きました。




↑台本を変更している德重


真 
その合宿は?



やっぱりそこで意思の疎通だったり気持ちの確かめだったり、セリフが頭に入ったっていうのもあって。
その次の日に台本データの管理をされてる塙阪専務に改編した箇所の変更点を伝えるっていうその2段階で結構頭に入ってきましたね。
そこで叩き込んだような。




↑本発表で使用する会場で舞台練習をする様子


真 
で、実際練習はどんな感じだったんですか?



本会場であるリゲッタIKUNOホールで。
機材とか、大きさなんかも会社の会議室とは違いますし、また前回お借りして練習した他のホールでやる事よりは本会場で、感覚を深められていったっていうのはかなり前回と違って大きかったなと。


真 
今回、練習に行った一番最初に「こんな小さかったっけ」って何人かの方がおっしゃってたんですよ。
良い意味で「大丈夫大丈夫、怖ないわ。これいけるわ」みたいな感じですかね。
「うわぁここでやんのか…」よりは良かったと思って。

德重さんはどう思われまてした?




↑本発表で使用する会場でミーティングをするMMCメンバー。



僕は逆で(笑)。

あんまり、そうとは感じなくて。
あー来てしまったなぁって、現場に。
初めて入った時は。
日がだんだん近づいているのもあり、とうとう現場に来てしまったと。
ほんまにやるんやな…と。大っきさとかあんまり気にならなかったというか。
前回とそこは感覚的には変わらないというか。

だから皆凄いなぁと思いましたよね(笑)。
なんでそんな皆さん余裕なのかなぁとは、凄い思いましたね。


真 
で、練習の回数を重ねられて?



最初の方はもう台本をこう握り締めていないとみんなセリフも出てこないですし。
台本に目線がいってしまうと演技も疎かになって動きが散漫になる。
っていう、そういったスタートだったんですけど。
ある時、2回くらい経てからですかね。

次はもう台本無しっていうのがバッと決まってから、そっから演じるっていう事を深めるフェーズに入って。

で、まぁ、皆さん、そこから頭に入れてこられて。
そっからもう動きとか、演じるっていう方にシフトしていきましたね。


真 
それからどんな感じだったんですか?








やっぱり劇団の発表ではないので、演じることは目的ではない、っていうのは共通認識はとれてたんですけど。
ただ、そこを御座なりにして良い訳ではない…。

やっぱりそこに持っていくには本気で、自分たちの出来る限界まで挑戦をして、挑まないといけないっていうのはあったので。


別にナァナァで練習して発表してオッケーではないっていう意識は僕自身も持っていたので、素人なりに、しっかり練習して。

出来る限り自分たちの持てる良いもの、その時点で良いものを出せるように。
っていう風に臨んでいたつもりではあります。



高本社長が本気っていうものを常に持ってはる方で、何事にも全力で挑むっていう姿勢がありまして。

演じるっていう事に関してもそれに臨む姿勢みたいなものをその日は問われてたんだろうなあと思いますね。
まだちょっとその、セリフに詰まっても、「ハハハ」って笑うような雰囲気ではあったりしたので。
そろそろスイッチ入れないとなっていう意味を込めて色々とおっしゃってらっしゃったんじゃないかとは思います。

中々それを言える人っていうのはいないですよね。








vol.2へつづく





次回、第二回中期経営計画当日の
心境を赤裸々に語る…!


全体企画・構成・
インタビュアー・編集:
真田 貴仁

ライター・カメラマン:
中河 有紀子

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