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まだまだまだ旅の途中“藤原物語”

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今日はEC事業部“藤原”に
(株)リゲッタで過ごした時間を聞いて見ました。


真田

名前と所属部署を教えてください





藤原

藤原昴人(フジワラ タカト)
EC事業部に所属しています 。
今は6年目になります。 





真田

入社経緯はどうだったんですか?





藤原

直接雇用ではなく、元々は派遣のバイトからなんですよ。
派遣先の方からリゲッタに行ってくれと言われてここに来ました。
靴を梱包して、車で運ぶだけの倉庫間の出荷作業やったんで、自分にもできそうだなと思ったんです。
指示命令に従っておくだけで楽そうだなと当時は思ってました(笑)。





真田

具体的にどのような仕事をしてたんですか?





藤原

気持ち的には御用聞きというか作業着というか動ける格好で来てって言われてたんですけど、いざ行ってみるとデスクまで用意して頂いてて、「あれ?こんな事務的な感じでええのん?」とちょっと面食らったんですけど、よく聞いてみると、出荷作業だけでなくて、事務も兼任でやってくれって事で、「こんな派遣バイトやのにそんな事すんの?」とか思ってました。

当時はスタッフが全然いなかったので、出荷以外の事もやりながらといった感じでした。
当時のRCには先輩の社員が一人いたんですけど、スタッフが僕とその方だけやったんで、電話対応から何から社員と同じ仕事内容だったんです。
「あれ?聞いてた仕事内容とちゃうな…」とは思ってました(笑)

派遣バイトで3~4ヶ月で続けさせてもらってたんですが、日吉さんから直接雇用のバイトになれへんか?というお話しをいただきまして、やる気があるんやったら、ゆくゆく社員登用にという話もして頂いたんです。
派遣会社的にも全然OKで、そういった人の前例が生まれると、次回紹介しやすくなるメリットもあったみたいなんですけどね。
それで直接雇用のバイトにして頂いて、そこから3ヶ月後に社員にならせて頂いた感じです。
今までも社員同様の仕事内容をやってたんで、バイトのままでいるより社員になりたいと思ったんです。





真田

そういった経緯があったんですね。 それ、何年前のお話しですか?





藤原

4年前ぐらいですね。
まだ事務所が、高本社長のご実家の旧社屋やった時代ですから。
メンバーも日吉さん、南都さん、先輩社員、僕の4人でした。 少し経って、パートさんが一人入られるんですけど、その5人でしばらく働いてました。
その後にRCのスタッフも増えてきて、倉庫も兼ねたミニッシュから徒歩1分ぐらいの場所に社屋を引っ越しするんです。

引っ越しを機に、場所も広くなったし、出荷チームの人数を増やしていかなあかんという事で、今は営業部の末廣さんとデリチームの尾花さんが入社されて、3人で頑張ってました。
人数が少なかった分結束力というか、チームワークはあったんかな~。





真田

その時意識してた事とか大事にしてた事ってあります?





藤原

僕は経験も無かったですし、あれこれ指示を出すのが得意じゃないんですけど「このタイミングで話する時間取ろう」とか、ミーティングについては意識してたかな~。

誰かに負担が偏らないようにするとか、人員の調整をして時間の掛かる業務に効率よく取り組めるようにとか、そういった仕事の割り振りは、少ない人数だったんで比較的やりやすかったのかな~と思います。





真田

では、今の仕事内容を聞かせてください。





藤原

今はEC事業部に所属させてもらってるんですが、実はRCの出荷チームに所属してた時から、EC事業部でやりたいという思っていて、その思いを社長にお話しさせていただいたんです。
社長から「やらなあかん事をしっかりやり切ってからチャレンジするんやったらいいよ」とチャンスをいただけたんです。

入社した時からEC事業部には興味があって、やりたいと思ってはいたんですが、出荷チームとして社員にしてもらったのでやり切る所まで頑張らないといけないと思ってました。

心の中にやりたいという気持ちもありながら、自分の役割は出荷チームを整える事だったので、責任もありましたし、声を挙げにくかったというのが本音です。





真田

転部のきっかけになったのは?





藤原

ミニッシュとRCの社屋を一つまとめるという話が持ち上がった時です。

会社が一つになるという話も出始めて「会社跨いでの移籍もアリなんちゃうん」みたいな思いが芽生えてきたんです。
そこで、自己評価面談の時に思いを伝えさせていただきました。
面談は高本社長と日吉さんにしてもらいました。

僕自身初めての面談で、お二人と話せる機会なんてここしかないと思って勇気を振り絞ってwebデザインとか興味のある事、EC事業部に異動したいという思いを伝えさせていただいたんです。
そこで、社長が仰ってくださったのが、「具測同現期」の話で、そのかわり自分で部署のリーダーに話をしに行って、自分でいつまでに何をするって期限を決めて、達成できたんやったら異動しても構わないよって許可をいただいて、現在に至ります。





真田

EC事業部に異動されて、今は何を担当されてるんですか?





藤原

主に自社ECサイト「アルトリブロ 」の商品ページ制作を担当させてもらってます。
撮影した写真を編集して、ページに反映させるという業務をしています。

元々写真の撮影から編集までは経験した事があったんですけど、webページに反映させる為には、コードの知識が必要になってくるんです。
EC事業部で一番大事になってくる部分だし、僕はwebの知識が全く無かったんで、画像の編集など、やりたかった事ができて嬉しい反面、webの事も覚えていかないといけないんで大変でしたね。





真田

覚えていかないといけない部分を聞きましたが、面白い部分ってどうですか? 





藤原

自分が作らせてもらったページから注文が入った時ですね!
勿論お客様は商品の良さで購入してくださってると思うんですけど、商品だけ見てもらうんだったら写真の加工なんかしなくてもいいなと思うし、商品の写真と機能性だけ並べておけば売れると思うんです。
でも、僕はそうじゃない部分もあるんちゃうかなと思ってて、自分が作ったページを見て、感じてもらえる部分というか「コレいい感じやな」とか、言葉で表せない部分というのがあるんちゃうかな?とか思ってます。

フージー(藤原のあだ名)が作ったページから「今日5足注文入ってるよ」とかの反応を聞くと、「良かったなぁ~」と、ホッとしたりもします。





真田

「こう言うページ制作をしよう」みたいな、何か掲げてたりします?





藤原

前提として、アルトリブロ(当社直営ECショップ)のイメージとかテーマがあるので、それを崩さないようにしようというのはありました。
アルトリブロには、シンプル・ナチュラルという大きいテーマがあります。 
今、ページ制作担当が、自分を含めて4人いるんですけど、それぞれが好きな物を作っちゃうと、統一感がないブレブレなサイトになっちゃうので、軸の部分がしっかりしてないとダメなんです。

写真撮影の時はルールがあります。
デザインの仕事をさせてもらう上で、自分の色を出してかないといけないけど、自分好みのものを作っちゃうのが一番ダメだと思っていて、アルトリブロのイメージに違和感なく、かつ自分の思いを見据えられながら、ページに沿った物をちゃんと作れるようになりたいという思いがあります。

デリバリーチームに所属していた時は、企画部、生産管理部、営業部など、一連の流れがあって、最後にデリバリーチームが出荷するという、それぞれの部署の役割が明確で、部署間が繋がっていたというか、お客様もBtoBの販社さんがメインだったので、大口の出荷が主だったんです。
対して、EC事業部は、まずお客様が、BtoCのエンドユーザーさんに変わった事も大きかったし、商品を発注して、ページを作ってお客様から注文いただいて、それを1点1点梱包して発送するという、独立した1つの会社みたいな部署なんです。





真田

念願の部署に移られた時の想いというのは、今は?





藤原

そうですね。
今も持っています。
「自分自身でチャンスを掴みとった」と言ってくださる事もあるんですけど、自分としては、社長が自分の我儘を叶えてくださっただけなんです。
他にも、前部署のデリバリーチームの皆さんや、受け入れてくださったEC事業部の皆さんのおかげというか、自分の想いとしては、そこへの感謝しかないというか、いずれ役に立って、この会社に恩を返したいと思っています。

仕事内容が180度変わりましたよね。 
デリバリーでは体力100%でやってたのが、今はデスクワークなんで、頭使う事しかやってないというか、体力はほぼ要らないですもん。
逆に違うシンドさがあるというか、デスクワークが初めてという事もあって、同じ場所に1日中座ってる事なんかなかったですし、持久力が必要ですね! 脳と神経と眼球が異常に疲れるというか。
実際デスクワークをやってみると、こういうシンドさもあるんやと気付きました(笑)。





真田

うちの会社に入社して6年目、会社をどのように感じてますか?





藤原

前職は、滋賀県のグッズ制作なんかをしている会社に入社して、この会社は2社目なんです。 
毎日5:30ぐらいに起きて、帰りは終電で帰るみたいな感じで、休日も無いみたいな企業やったんです。

(株)リゲッタの良いところを一言で言うと「自由」ですかね。
前の会社が厳しかったんで、ここ入った時に「こんなに自由でええんか?」と思いました。
今でもそう思ってますね。 
「これをやりなさい!」と、命令される事がないので、それが不思議な気分だなと思って、簡単に言えば、なんか大学みたいな感じの仕事の仕方だと思っています。 
大学って、一生懸命勉学に励む人も、単位だけ取りに行く人もいるし、自分次第で何でもできるという所だったんで、近い部分があるなと感じています。

本当に一生懸命やってる人は結果出すし、適当にぶら下がっているだけの人は一生結果出ぇへんし、命令されてやる仕事じゃ無い分、自由だけど、しっかりと自由の意味は自分で考えないといけないなと思っています。 





真田

それは、藤原君にとってどうなんでしょう? 





藤原

自分で考えさせてもらえる環境があるというのは凄く良いところだと思っています。
例えば、年に1回合宿があったり、この前もMoveCampというプロジェクトに参加させてもらえたり、社員の成長の為に力を注いでくれているので、良い会社だな~と思っています。

他の会社の合宿は知らないですけど、一言「合宿」と聞くと、お堅い印象があるというか、 研修というか、取締役の方々の厳しいお話を聞いとかないといけないみたいなイメージを持ってたんですけど、ウチの会社の合宿は楽しみながらできるというか 自由?というか(笑) 行き着く所は自由なんですよ。 
自分たち社員一人一人のやりたい事を大事にしているんだなと感じていて、身になっていると思います。
そして、特に「振り返り」というのが大事だと思っています。 
それは、合宿だけに限らず、イベントやプロジェクトがある度に必ず行っています。
高本社長も、振り返りをする人は、しない人の3倍成長が早いという事をおっしゃっていて、社風にもなっているんです。 

僕自身、会社に入社するまで振り返りのやり方もよくわからなかったんですけど、①何が起きたか ②どう思ったか ③これからどうするか を1セットにして考えるという事をしていて、その習慣っていうのが自分の中でも定着していて、これまで考えられなかったことが考えられるようになってきているので、そう言った意味では、身になっているんだと思います。





真田

ではMoveCampについてはどうですか? 





藤原

元々自分一人の時間が多くて、「そもそも自分って何のために存在しているんだろう?」とか、「今まで何のために子孫繁栄を繰り返してきたんやろな~」みたいな考え事をするのが好きで、今だに答えが見つからないでいるんですけど、MoveCampに参加せてもらえて自分の存在意義を考え直す機会になりました。
 
自分一人では絶対に思い付かなかった物だと思うので、MoveCampで考え方の手順を学んで、最終的に自分が自信を持って「これがやりたい!」もっと言えば「自分はこれをやる為に存在しているんだ!」というのを導き出せたというのが大きかったですね。

入社1年目であろうが、古株であろうが関係なく、手を上げたら試算会議などの重要なミーティングにも参加できるような所とかも自由ですね。 
ロジが出来た時に、運用なんかを決める大切な会議をしていく事になって、自分も「この会議に参加させてください」と手を上げさせてもらって、メンバーに加えてもらったりしました。 
その会議で、自分の発言を取り入れてもらって125台のスチールラックを購入してもらえる事になったりしたんです。 
予算が必要なケースであっても、取締役だけが決めるのではなく、僕の意見も取り入れてもらえたりするので、そういう部分は自由だと感じます。

今ECに来させてもらって1年目なので、この1年目は制作をマスターしたいと思ってます。 
異動させてもらえる時に、お話させてもらってるんですけど、オールラウンダーというか、WEBの事だけでなく何でもできる人間になりたいという目標があります。
2年目には自分で考えて動けるような、必要とされる存在になりたいと思っています。




ロングバージョンはコチラ








名前と所属部署を教えてください。








藤原昴人(フジワラ タカト)
EC事業部に所属しています





真田

勤続年数は?







5年で、今は6年目になります。 
同期は広報部の松田さんや企画部の麻植さんになります。






真田

入社経緯はどうだったんですか?







直接雇用ではなく、元々は派遣のバイトからなんですよ。
派遣先の方からリゲッタに行ってくれと言われてここに来ました。
時給良かったんです(笑)





真田

履物屋のアルバイトだというのはわかってたんですか?







仕事内容は理解してました。
靴を梱包して、車で運ぶだけの倉庫間の出荷作業やったんで、自分にもできそうだなと思ったんです。
指示命令に従っておくだけで楽そうだなと当時は思ってました(笑)。





真田

具体的にどのような仕事をしてたんですか?






気持ち的には御用聞きというか作業着というか動ける格好で来てって言われてたんですけど、いざ行ってみるとデスクまで用意して頂いてて、「あれ?こんな事務的な感じでええのん?」とちょっと面食らったんですけど、よく聞いてみると、出荷作業だけでなくて、事務も兼任でやってくれって事で、「こんな派遣バイトやのにそんな事すんの?」とか思ってました。





真田

当時は何処に所属されてたんですか?







リゲッタカヌー(以下RC)所属の出荷担当です。
当時はスタッフが全然いなかったので、出荷以外の事もやりながらといった感じでした。
当時のRCには先輩の社員が一人いたんですけど、スタッフが僕とその方だけやったんで、電話対応から何から社員と同じ仕事内容だったんです。
「あれ?聞いてた仕事内容とちゃうな…」とは思ってました(笑)

派遣バイトで3~4ヶ月で続けさせてもらってたんですが、日吉さんから直接雇用のバイトになれへんか?というお話しをいただきまして、やる気があるんやったら、ゆくゆく社員登用にという話もして頂いたんです。
派遣会社的にも全然OKで、そういった人の前例が生まれると、次回紹介しやすくなるメリットもあったみたいなんですけどね。
それで直接雇用のバイトにして頂いて、そこから3ヶ月後に社員にならせて頂いた感じです。

今までも社員同様の仕事内容をやってたんで、バイトのままでいるより社員になりたいと思ったんです。







真田

そういった経緯があったんですね。 それ、何年前のお話しですか?








4年前ぐらいですね。
まだ事務所が、高本社長のご実家の旧社屋やった時代ですから。
メンバーも日吉さん、南都さん、先輩社員、僕の4人でした。 少し経って、パートさんが一人入られるんですけど、その5人でしばらく働いてました。

その後にRCのスタッフも増えてきて、倉庫も兼ねたミニッシュから徒歩1分ぐらいの場所に社屋を引っ越しするんです。

引っ越しを機に、場所も広くなったし、出荷チームの人数を増やしていかなあかんという事で、何名か入社されたんですけど、1週間ぐらいですぐ辞めちゃったり、入れ替わりが激しくて… 当時の事で記憶に残ってるのが、Kさんという方なんですけど、先輩社員の方が面接して、やっと出荷チームに人が入ったって喜んでた矢先に、車の免許を持ってない事が判明して、全然使いもんにならへんっていう… 先輩が面接で免許の有無を聞きそびれてたんですわ…
そんな中で、今は営業部の末廣さんとデリチームの尾花さんが入社されて、3人で頑張ってました。






募集の仕事内容が出荷なので、僕が思うに、すぐに辞められる方って、決められた指示命令に従っているだけの仕事がしたい方というか、「アレやって、コレやって」という仕事を求めているのかなと思います。

入れ替わりが激しかった当時は、まだまだ体制が整ってなかったので、出荷だけじゃなく、事務仕事とか、チャーター便の手配とか、自分達で考えてあれこれしなくちゃいけなくて、入社したスタッフに「自分達で考えられて仕事ができるようになって欲しいねん」って伝えても、「自分はそういうのじゃないから」みたいな感じやったんですよ。
でも、末廣さんと尾花さんの二人は、そういうのが嫌じゃないタイプというか、社員なんで自分達で考えて仕事しないといけないという事を理解してくださったんだと思います。
人数が少なかった分結束力というか、チームワークはあったんかな~。





真田

その時意識してた事とか大事にしてた事ってあります?







僕は経験も無かったですし、あれこれ指示を出すのが得意じゃないんですけど、「このタイミングで話する時間取ろう」とか、ミーティングについては意識してたかな~。
誰かに負担が偏らないようにするとか、人員の調整をして時間の掛かる業務に効率よく取り組めるようにとか、そういった仕事の割り振りは、少ない人数だったんで比較的やりやすかったのかな~と思います。







では、今の仕事内容を聞かせてください。







今はEC事業部に所属させてもらってるんですが、実はRCの出荷チームに所属してた時からEC事業部でやりたいという思っていて、その思いを社長にお話しさせていただいたんです。
社長から「やらなあかん事をしっかりやり切ってからチャレンジするんやったらいいよ」とチャンスをいただけたんです。

入社した時からEC事業部には興味があって、やりたいと思ってはいたんですが、出荷チームとして社員にしてもらったのでやり切る所まで頑張らないといけないと思ってました。

心の中にやりたいという気持ちもありながら、自分の役割は出荷チームを整える事だったので、責任もありましたし、声を挙げにくかったというのが本音です。
ほんで、僕、この会社に入ってから勤務場所が3回変わっているんです。







1度目は旧社屋から、RC社屋へ移り、次はRC社屋から、ロジスティックセンター(以下ロジ)へと引越ししたんです。
それまでRCの商品はRCの倉庫で管理していたんですけど、ロジが出来てリゲッタもRCも同じ場所で一元管理する事になり、それまで3人でやっていた仕事をミニッシュのデリバリーチーム(以下デリ)と一つになって、しかも統一したやり方を考えないといけなくなったんで、引越ししてガラッと環境が変わったんです。





真田

転部のきっかけになったのは?







ミニッシュとRCの社屋を一つまとめるという話が持ち上がった時です。
ミニッシュとRCというのは、同じグループではあるんですけど、別会社なので、会社を跨いでの移籍というのは、あまりよろしくなかったんです。

当時の僕らはロジ内で、ミニッシュとRCの社員が混在して働いていたという現状もあり、会社が一つになるという話も出始めて「会社跨いでの移籍もアリなんちゃうん」みたいな思いが芽生えてきたんです。
そこで、自己評価面談の時に思いを伝えさせていただきました。
言うだけ言って駄目なら仕方ないし、思いを伝えないでなんの行動も起こさないのは自分の中で嫌やったんで。




面談は高本社長と日吉さんにしてもらいました。
僕自身初めての面談で、お二人と話せる機会なんてここしかないと思って勇気を振り絞ってwebデザインとか興味のある事、EC事業部に異動したいという思いを伝えさせていただいたんです。
そこで、社長が仰ってくださったのが、※「具測同現期」の話で、そのかわり自分で部署のリーダーに話をしに行って、自分でいつまでに何をするって期限を決めて、達成できたんやったら異動しても構わないよって許可をいただいて、現在に至ります。

( ※ 具体的で、測れて 同意できて 現実的で 期限がある smartの法則を日本語に訳し、その頭文字を取った造語 )





真田

その許可を頂いた時、どうでした?





自分としては、すごく嬉しかったです。
やった!という感じはすごくあったので、あとは勇気を出して異動先と所属している部署の長にお話をさせてもらいにいくんですが、当時のデリバリーチームはまだ体制が整ってなかったというのもあり、面談でお話させて頂いた日からちょうど1年後に異動させていただく事に期限を設定しました。





真田

では、デリバリーチームからEC事業部に異動されて、今は何を担当されてるんですか?







主に自社ECサイト「※アルトリブロ 」の商品ページ制作を担当させてもらってます。
(※リゲッタ直営公式ECショップ) 撮影した写真を編集して、ページに反映させるという業務をしています。





真田

それは異動前に思い描いていた通りの内容なんですか?







思い描いてたイメージ通りになります。
ただ、元々写真の撮影から編集までは経験した事があったんですけど、webページに反映させる為には、コードの知識が必要になってくるんです。
EC事業部で一番大事になってくる部分だし、僕はwebの知識が全く無かったんで、画像の編集など、やりたかった事ができて嬉しい反面、webの事も覚えていかないといけないんで大変でしたね。
「まず何から覚えていけばいいんやろ?」とか「自分はこれから覚えていけるんかな?」という不安は今でもあります。
異動して今ちょうど7ヶ月ぐらい経ちました。(取材時)





真田

覚えていかないといけない部分を聞きましたが、面白い部分ってどうですか?







自分が作らせてもらったページから注文が入った時ですね!
勿論お客様は商品の良さで購入してくださってると思うんですけど、商品だけ見てもらうんだったら写真の加工なんかしなくてもいいなと思うし、商品の写真と機能性だけ並べておけば売れると思うんです。
でも、僕はそうじゃない部分もあるんちゃうかなと思ってて、自分が作ったページを見て、感じてもらえる部分というか「コレいい感じやな」とか、言葉で表せない部分というのがあるんちゃうかな?とか思ってます。

フージー(藤原のあだ名)が作ったページから「今日5足注文入ってるよ」とかの反応を聞くと、「良かったなぁ~」と、ホッとしたりもします。





真田

「こう言うページ制作をしよう」みたいな、何か掲げてたりします?







前提として、アルトリブロ(当社直営ECショップ)のイメージとかテーマがあるので、それを崩さないようにしようというのはありました。

アルトリブロには、シンプル・ナチュラルという大きいテーマがあります。 
今、ページ制作担当が、自分を含めて4人いるんですけど、それぞれが好きな物を作っちゃうと、統一感がないブレブレなサイトになっちゃうので、軸の部分がしっかりしてないとダメなんです。
例えば、写真撮影の時は、左側からの自然光で統一して撮るとかのルールがあります。
デザインの仕事をさせてもらう上で、自分の色を出してかないといけないけど、自分好みのものを作っちゃうのが一番ダメだと思っていて、アルトリブロのイメージに違和感なく、かつ自分の思いを見据えられながら、ページに沿った物をちゃんと作れるようになりたいという思いがあります。









では、ページ制作に限らず、EC事業部に来て感じた部分は何かあります?








デリバリーチームに所属していた時は、企画部、生産管理部、営業部など、一連の流れがあって、最後にデリバリーチームが出荷するという、それぞれの部署の役割が明確で、部署間が繋がっていたというか、お客様もBtoBの販社さんがメインだったので、大口の出荷が主だったんです。
対して、EC事業部は、まずお客様が、BtoCのエンドユーザーさんに変わった事も大きかったし、商品を発注して、ページを作ってお客様から注文いただいて、それを1点1点梱包して発送するという、独立した1つの会社みたいな部署なんです。

商品の管理方法も今までと少し違い、体制も整っていると感じています。
僕の意識するべきところが変わったんですかね? 

僕らは商品を直接エンドユーザーさんにお届けするので、自分自身が検品にしてもより厳しくなりました。
今はページ制作を担当させてもらってるんですけど、どこで何が何足売れたというのが明確に解る部分にやりがいや面白さを感じています。





真田

念願の部署に移られた時の想いというのは、今は?





そうですね、今も持っています。
「自分自身でチャンスを掴みとった」と言ってくださる事もあるんですけど、自分としては、社長が自分の我儘を叶えてくださっただけなんです。
他にも、前部署のデリバリーチームの皆さんや、受け入れてくださったEC事業部の皆さんのおかげというか、自分の想いとしては、そこへの感謝しかないというか、いずれ役に立って、この会社に恩を返したいと思っています。

良い大学を出ても、やりたい仕事に就けない人は沢山いると思うので、自分みたいなチャランポランな人間にもこうやってチャンスを頂けているのが、本当にありがたい事なんで、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。

仕事内容が180度変わりましたよね。
デリバリーでは体力100%でやってたのが、今はデスクワークなんで、頭使う事しかやってないというか、体力はほぼ要らないですもん。
逆に違うシンドさがあるというか、デスクワークが初めてという事もあって、同じ場所に1日中座ってる事なんかなかったですし、持久力が必要ですね! 脳と神経と眼球が異常に疲れるというか。
実際デスクワークをやってみると、こういうシンドさもあるんやと気付きました(笑)。





真田

うちの会社に入社して6年目、会社をどのように感じてますか?







前職は、滋賀県のグッズ制作なんかをしている会社に入社して、この会社は2社目なんです。
その会社は、家から距離があったので、毎日5:30ぐらいに起きて、帰りは終電で帰るみたいな感じで、休日も無いみたいな企業やったんです。
そこを1ヶ月ぐらいで退職してここが2社目なんです。

(株)リゲッタの良いところを一言で言うと「自由」ですかね。
前の会社が厳しかったんで、ここ入った時に「こんなに自由でええんか?」と思いました。
今でもそう思ってますね。





真田

どう言うところが自由だと思います?





「これをやりなさい!」と、命令される事がないので、それが不思議な気分だなと思って、簡単に言えば、なんか大学みたいな感じの仕事の仕方だと思っています。
大学って、一生懸命勉学に励む人も、単位だけ取りに行く人もいるし、自分次第で何でもできるという所だったんで、近い部分があるなと感じています。

本当に一生懸命やってる人は結果出すし、適当にぶら下がっているだけの人は一生結果出ぇへんし、命令されてやる仕事じゃ無い分、自由だけど、しっかりと自由の意味は自分で考えないといけないなと思っています。





真田

それは、藤原君にとってどうなんでしょう?





自分で考えさせてもらえる環境があるというのは凄く良いところだと思っています。
例えば、年に1回合宿があったり、この前もMoveCampというプロジェクトに参加させてもらえたり、社員の成長の為に力を注いでくれているので、良い会社だな~と思っています。

6年目なんで、合宿には少なくとも5回は参加させていただいてるんですが、 今までの合宿を振り返ると、チーム力を向上させる事に重きを置かれているのかなという印象です。
もちろん座学もあって、社長から会社の方向性などのお話をしていただく事もあるんですけど、アクティビティを取り入れる事が多かったですね。

社内の部署で固まるのではなく、普段あまりコミュニケーションを取る事のないメンバーとチームを組んで、その合宿だけのチームでアクティビティに取り組んで、成功するにしても、失敗するにしても、きちんと振り返りをして、普段の仕事に置き換えてみるとどうなるのか?という事を考えています。 





真田

その合宿を体験してこられて、どうでしたか?







他の会社の合宿は知らないですけど、一言「合宿」と聞くと、お堅い印象があるというか、 研修というか、取締役の方々の厳しいお話を聞いとかないといけないみたいなイメージを持ってたんですけど、ウチの会社の合宿は楽しみながらできるというか 自由?というか(笑) 行き着く所は自由なんですよ。 
自分たち社員一人一人のやりたい事を大事にしているんだなと感じていますし、自分の身になっていると思います。





そして、特に「振り返り」というのが大事だと思っています。 
それは、合宿だけに限らず、イベントやプロジェクトがある度に必ず行っています。
高本社長も、振り返りをする人は、しない人の3倍成長が早いという事をおっしゃっていて、社風にもなっているんです。 

僕自身、会社に入社するまで振り返りのやり方もよくわからなかったんですけど、①何が起きたか ②どう思ったか ③これからどうするか を1セットにして考えるという事をしていて、その習慣っていうのが自分の中でも定着していて、これまで考えられなかったことが考えられるようになってきているので、そう言った意味では、身になっているんだと思います。





真田

プラスになっているんですね! ではMoveCampについてはどうですか? 







元々自分一人の時間が多くて、「そもそも自分って何のために存在しているんだろう?」とか、「今まで何のために子孫繁栄を繰り返してきたんやろな~」みたいな考え事をするのが好きで、今だに答えが見つからないでいるんですけど、MoveCampに参加せてもらえて自分の存在意義を考え直す機会になりました。
 
自分一人では絶対に思い付かなかった物だと思うので、MoveCampで考え方の手順を学んで、最終的に自分が自信を持って「これがやりたい!」もっと言えば「自分はこれをやる為に存在しているんだ!」というのを導き出せたというのが大きかったですね。

まだまだ言葉のブラッシュアップは必要ですけど、方向性としては自分が何を大事にしていたのかに気付く事ができたので、この会社で働くからには意味のある事をしていきたいな~と思いました。 





真田

マニフェストが完成してから、あのプロジェクトをまとめたファイルは開きました? 








一切開けてません(笑) 





真田

時には見るようになさって下さい(笑)







あと、見た目で言うと、服装とか髪型も自由ですよね。
他の会社も服装が自由な会社は沢山ありますけど、自由な中にも小綺麗にしないといけなかったりしますもんね。
ウチは取締役のヘアスタイルがモヒカンやったりドレッドやったりするんで(笑)
周りの友達も「それはスゴイな」って(笑)

仕事の話に戻ると、入社1年目であろうが、古株であろうが関係なく、手を上げたら試算会議などの重要なミーティングにも参加できるような所とかも自由ですね。
ロジが出来た時に、運用なんかを決める大切な会議をしていく事になって、自分も「この会議に参加させてください」と手を上げさせてもらって、メンバーに加えてもらったりしました。
その会議で、自分の発言を取り入れてもらって125台のスチールラックを購入してもらえる事になったりしたんです。
予算が必要なケースであっても、取締役だけが決めるのではなく、僕の意見も取り入れてもらえたりするので、そういう部分は自由だと感じます。







さて、話を変えまして、ラグビーフェスティバル(以下 ラグフェス)は何を担当されてたんですか?






僕はゲームコーナー担当でした。
全体的には盛り上がってたし、面白いイベントだったんではないでしょうか? 文化祭ノリというか。
ゲームコーナーの話をすると輪投げコーナーとリゲッタ飛ばし(下駄飛ばし)をそれぞれ2箇所ずつ設営するという予定が、リゲッタ飛ばしは手一杯で1ヶ所しか設営出来なかったという事はあったんですけど、「こういう事やりたいね」と打ち合わせで想定していた物は実現できました。

次やるとしたら、同じゲームコーナー担当で、もっと良い内容にしたいという思いはありますね!





真田

ラグフェスで経験した事って、今やってる仕事に置き換えられたりします?







途中で何度も同じお客様がきていただく事があったんですけど、景品を用意したら客が集まるという事は感じました。
景品が欲しいからという動機があったとしても、意味なく参加してもらうよりも理由を持って参加してもらえる方が良いなと思いました。
アルトリブロでもキャンペーンなんかをやってたりするんで、今後の仕事のヒントになるんじゃないかと思ってます。





真田

数年後、どんな感じになってるでしょうね?







今ECに来させてもらって1年目なので、この1年目は制作をマスターしたいと思ってます。
異動させてもらえる時に、お話させてもらってるんですけど、廣嶋さんのように、オールラウンダーというか、WEBの事だけでなく、カスタマーだったり、靴修理だったり、出荷もそうですし、何でもできる人間になりたいという目標があります。
2年目には自分で考えて動けるような、必要とされる存在になりたいと思っています。





真田

考えておく事が大事で、そうならなかったとしても、「こうなりたいな」というイメージを持つ事が大切だと思います。
そういう人がいたら、廣嶋さんは勿論、会社としても嬉しい事だと思いますよ。







誰かに仕事が偏ったり、負担がかからないような動きが取れるようになる事を目標に、当面はWEB制作をマスターする事を目標に、2年目は新たな目標を持てるようになりたいと思っています。





真田

最後に、仕事、プライベート問わず、夢はありますか?







自分の中で目標があって、あと2年ぐらいで家を買いたいんです。
バス釣りが趣味なんで、釣りに行く為に車が欲しいんで、駐車場付きの一軒家を買いたいんです。

Youtubeを見るのも好きなんですけど、僕、ユーチューバーに影響されやすくてポケモンもユーチューバーの影響で始めたり。
他にも、水生生物ばっかり育てる為に家を買ったユーチューバーがいて、それ見てアクアリウムもやりたいなと思ったり、アトリエの部屋も欲しいし、筋トレの部屋も欲しいんです。
やりたい事がすごい沢山あるんで、部屋数がいっぱいある家が欲しいんです。
そういう事を考えてる時が一番ストレス発散になるんですよね!







では、これで取材を終えたいと思います。
有難うございました。







 有難うございました。






今回の足元
藤原(右):JPR-010
真田(左):CJBF-5137




全体企画・構成・
インタビュアー・編集:
真田 貴仁

ライター・カメラマン:
中河 有紀子

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