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ミニッシュ広報部

ミニッシュ広報部

愛のままにわがままに会社で盛りだくさんな出来事があった時代からいる私達が、令和初めに会社の事を振り返りながら語ってみた。

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社員の勤怠や給与管理から、社内の備品管理まで、
会社全体の事を担う総務経理部。
そこに在籍するスタッフ3名に、広報部 真田がインタビュー!





真田 
お名前と担当部署を
教えて下さい。

 三ヶ田
はい、三ヶ田 貴美子(みかだ きみこ)。
担当は経理です。
勤続年数は、かれこれ30年。

真田 
皆からは「いっこさん」と
呼ばれてますよね。
続いては?

 高本
はい、
高本 景子(たかもと けいこ)です。
総務部に所属してます。
この4月で5年目になります。

真田 
「景子さん」って皆呼んでます。
続いて?

 南都
南都 早希(なんと さき)です。
所属は総務経理部です。
毎年1年目の気持ちでやらさせてもらってますが、大体5年位です。

真田 
素晴らしい(笑)。
皆から、「早希ちゃん」って
呼ばれてますよね。
さて、皆さんシューズミニッシュ社と
リゲッタカヌー社(以下MR)の事を
教えて下さい。

 三ヶ田
私は、MRは凄く未知な世界に入っていってるかなって思います。
特にこんな珍しいデザインの履物を考えて。
「え、こんなデザインが?」っていうのが凄い意外やった。
それがだんだんと皆が分かっていって、会社に人が増えていって、店が増えて。
それが毎年毎年ちょっとずつ増えていってるっていうのが、凄くワクワクするなぁって。
そして、新しい人が増えると新しい出会いがあるのが嬉しい。
「あと10年後、どないなってるやろ?」とか。
その未知な世界、自分らで作っていくっていう面白さというか、自分達で未来を作っていくっていうのがね。
だから皆色んな勉強して、色んな人が入って来て、色んな人の考え方で。
それが凄い良いなって。
逆に自由過ぎるというか。
それが良いのか悪いのか分からないですけど。

 高本
私が思うには、両社長、あんな感じの方々なので、社長といえど、どのスタッフも話し掛けていける空気は出しておられるので。
なかなかそんな会社って…。

真田 
早希さんは?

 南都
良くも悪くも自分次第で、やりたい事やらしてもらえたり、楽しくするのも自分だし、つまんなくするのも自分だし。
そういう感じがありますね。

真田 
なるほど。
三ヶ田さんは創業当時から
ミニッシュ社を支えてきてくれたと
思うんですけども、
昔と違う所ってどこですか?

 三ヶ田
昔と違う所と言えば、やっぱり5人の家族経営で始まった家族ぐるみが、会社という組織になってきた所。
人と人が交わう所かなぁと思います。

真田 
今スタッフは何人位、
MRに在籍しているんでしょうか?

 高本
MRだと110人弱で、
正社員だけだと60人弱ですね。

真田 
三ヶ田さんが日々過ごすにあたり
大事にしている事はありますか?

 三ヶ田
大事にしている事と言えば、毎日を楽しく過ごすというか。
仕事にしても、遊びにしても、やるからには楽しくするという。
それが私のポリシーです。

真田 
そのポリシーを守るために
心掛けてる亊はあるんですか?

 三ヶ田
やっぱ前向きな考え方ですよね。
面倒がらずやるという。
だから「面倒くさい」とか、
「しんどい」とかいう言葉が一番嫌いですね。

真田 
景子さんはどうですか?

 高本
三ヶ田さんとお仕事するようになって、本当凄い前向きで、いっぱい仕事を言われても断らない。
(三ヶ田を見ていて)前向きにやったら良い方に行くんじゃないかなと思うので。
私も見習って、ポジティブに嫌がらずに、笑顔で進めていけたら良いなと最近思うようになりました。

真田 
南都さんはどうですか?

 南都
あの…(母の三ヶ田に)「女は愛嬌や」って言って育てられたんで(笑)。
愛嬌を大事に?してます(笑)。
出来てないですけど(笑)。

真田 
三ヶ田さんの娘が南都さんで、
景子さんは代表の
奥さんでらっしゃって。
そういう3人が総務経理に
所属されてるんですね。
他にあったりします?

 三ヶ田
若い子に関してはもっと、無茶をしても良いんじゃないかな?と。

真田 
例えば?

 三ヶ田
自分で仕事を作るというのが今の子は出来ないんだと思うんですよね。
自分で何をして良いか分からないっていうのがあるかなぁっていうのはね。
だからもっともっと、チャレンジする気持ちをもっと表に出してほしいかなって。
真面目なんは良いんですけど、あんま冒険はようしないっていう。
うまく言えないけどもっと若さを出して、キャピキャピと、キャーキャーでもいいから。

真田 
だから上司や先輩方も
頑張って声がけして?

 三ヶ田
その子の良さを引き出してあげるような。
多分上司や先輩も自分で精一杯なんと思うんですけどね。
だから、時には大人しい子に対して、こっちから言葉をかけ、会話を起こさすように持っていったりとか。
それが仕事の話とか私生活の話とか、
ちょっと言葉悪いですけどおちょくる話とか、そういう感じで。
そしたら段々段々と会話のキャッチボールが出来るようになる。

真田 
なるほど。

 高本
MRは会社の規模として凄く大きい訳でも、めちゃめちゃ小さい訳でもないので、難しい所もあるかと思うんですけど、やっぱりその部署その部署、その仕事仕事で皆さん違うので、
私達含めて若干壁があったりするんやろうなって思います。
若さを利用してもっとグイグイ行っても良いなぁとは思うけど、本当大人しい子達が多い。
40代はやかましいですけど、20代の子達は大人しいから。
なんか私もめっちゃいじりたくなって、いじりにいってますけど。
頑張らなアカンなって思うけど、自分が思い描いていた40代と今の自分はかけ離れてるので。
しっかりしなアカンという言葉が合ってるか分からないんですけど、見本になろうとかそんなおこがましい事言ってるんじゃなくて、仕事に対する考え方もそうだし、それこそ会社だったら数字とかに対する考え方とか、何においてもしっかりやっていれば、下もそんな感じになってくるんかなって思うんですけど。
ちょっと頼んないかな自分って思ったりするんで、だから皆大人しいんかなぁって思ったりします(笑)。

 三ヶ田
ふふふ(笑)。

 高本
世代もあるかもしれないですね、私の時とはまた違う、上からのプレッシャーみたいなんとかも、ミニッシュってあんまりないので。
MRの30代・40代も頑張ってはるんですけどね。
皆真っ直ぐなんでしょうね。

真田 
もうちょっと視野を広げて?

 高本
うん、自分もね、狭い所しか見ぃひんから、嫌な事も良い事も。
見る範囲が狭いから良くないなっていつも思ってる。
だからいっこさんとか早希ちゃんは包むような感じでいつも対応してはんなっていっつも私は思う。
いっこさんなんか、あの、仕事も力を抜いてるつもりもないでしょうけど、オンオフが凄い!
夜は絶対これ(片手をクイッとする仕草)が必要でしょうし、そのために!っていうのもあると思うし、だからそれが源なんでしょうね。
早希ちゃんも何か言われたらスススって。
私なんかは「えぇ~」って色々考える所から始めるけど、ほんま感心する。

 三ヶ田
(高本が担当する) 総務関係は、特に中立を守らなあかん。
だからあたしらみたいにチャランポランで「あぁ~」ってね、なかなかしにくいから、余計しんどいかもね。

真田 
景子さんが高本社長と会社の事を色々お話しされる事もあるんですか?

 高本
そうですね、代表とも話しますね。
考えが違う時があったりするんですけど険悪にはならない感じで。

 三ヶ田
けーちゃん(高本)も代表の奥さんではあるけど自分の社員を子供のように分け隔てなく考えるよね。
やっぱりそれを考えると、色んな問題が出て来ると、凄く難しくなる。

真田 
意見をディスカッション
してるんですね。

 三ヶ田
やっぱり会社が大きくなって一番難しいのは、人を使うということ、人の平等さっていう。
それがやっぱりちょっと総務経理としてはありますね。
そりゃ、違う部署なら叱る事も出来るし、可愛い可愛いする事も出来るやろうけど。

 高本
総務経理の部屋は隔離されてるんで(笑)。

真田 
少し離れた別部屋ですけど、
大事な資料も多いから。
でも話したい人は、何か提出する時に、声掛けて話してる光景よく見ますよ。

 三ヶ田
中に来てもらって、話聞くし、するし。

 高本
やり取り面白いですよ、いっこさんと、色んな人との(笑)。

 三ヶ田
(笑)。

 高本
いじりが(笑)。
品質管理部の一木君とか(笑)。

 三ヶ田
言ってほしいっていう子もやっぱり多いかなと思ったりする(笑)。
いじられたいというか、構ってほしいんかなぁ?
皆だんだんだんだんと、私の冗談をちゃんと受け止めてくれる子はだんだん乗ってくんねんけど、それを、乗らへん子はやっぱアカンな(笑)。
その会話についてこられへんかったら(笑)。
なんかこう、言いたいんかなぁと思う所をちょっと聞きだしてあげたいかなぁっていう、ちょっとね。
だからちょっと、ほんまに来た時にちょっとしたいじりをするのが一番良いあれかなぁと思ったりするけど。

真田 
なるほど。
昨年、総務経理の3名で
取り組んだコトとかありました?

 三ヶ田
色々なイベントをやったよね。
まずはシューズミニッシュ社がタカモトゴム工業所から50周年の記念イベントしたよね。
本当は3月15日が周年の日だったんですけど、2018年5月末ぐらいにやりましたね。

 南都
バーベキューとか出展を倉庫内でやりましたね。

 高本
旧リゲッタカヌー社の事務所の倉庫部分にコンロを4つ出してきて、バーベキューをしました。
その事務所スペースでは南都さんのご主人がカレーを持って来て下さったんですよ。
あと、飲み物やったり綿菓子やったり、食べ物以外にも、遊ぶものでヨーヨー釣りやったり、飴ちゃん掴みやったり、小さなお子さんも楽しんでもらえるよう様々。

 三ヶ田
社員、社員の家族、パート・アルバイト、またその家族、後は職場(職人)さんや協力工場さんが来てくれました。
50周年っていう事もあるんですけど、亡くなった先代、前会長と繋がりのある方々にもお越しいただきお礼も兼ねて行いました。
本来ならホテルとか、大きな所で色んな人を呼んでするのが良いのかなと思ったんですけど、50周年はあくまで先代からの50年なんで、そのホテルで代々的にするのは今回は控えてという事で。
130人位集まったよね。

 高本
次は会社がある地域の「生野まつり」。
会社近くの公園に、出店も凄い沢山来てて。
で、最終的にはだんじりが13基くらい集まるお祭りです。
今年はそこにMRも商品販売させてもらって。
生野でお仕事してるから、生野の皆さんに知ってもらいたいっていうのがありまして。
ここ生野でサッと手に取って履いてもらったり試してもらったりっていう、試し履きイベントの拡大版みたいになって良かったんじゃないかな?と思いましたけどね。

真田 
早希さんどうでしたか?

 南都
面白かったです。
多くの方に試し履きして頂いたり、買って頂けたり。

真田 
どれ位お客様は
いらっしゃったんですか?

 南都
かなりの方が来てくれて、購入もしてくれましたね。凄い多くの人がブースに並んでくれました。

真田 
「生野まつり」は昨年初めて
出はったんですよね?

 三ヶ田
そうですね。
2018年は縁があって、出店出来ました。

真田 
2019年も出られるんですか?

 三ヶ田
出ます。
これから色々地域と密着していくと思います。

 三ヶ田
で、次は、生野にある小学校でやった「リゲッタ巽KAPPO」っていう物販と試し履きとワークショップをやりましたね。

 高本
リゲッタカヌーのサンダルに、絵を描くデコレーションレッツっていうブースが人気あって楽しんでもらえましたね。
また、その横で商品を売らせて頂き、コチラも大勢の方に購入頂きました。
地域の小学生がメインなんですが、小学校の子達にチラシが配られてたり、ポスターが街中に貼られたり。
それを見て、皆さん来て下さったって仰ってました。
校庭では食べ物、屋台、プロレスがあったり、リゲッタ飛ばし大会がありました。

 三ヶ田
その、小学生のPTAや各種団体の集まりの人達、婦人会とかそういう町会絡みの人達も参加され盛り上げてましたね。

 高本
イベント全体も多くの方が来られて、ウチのブースにも沢山来て下さいました。
私は総務担当なので、商品を売るっていう事がそもそも無いので、私は凄い良かったです。
実際商品の良さをお客様に話すっていうのはあんまりないので。

真田 
なるほど。

 三ヶ田
あとは会社のメンバーと行った年末の餅つき。

 南都
2018年の仕事納めの日に、パートさんとか、社員スタッフさんが集まって、お餅をつきました。
なんでお餅をついたかというと、母が提案して(笑)。

 三ヶ田
皆で出来るから。
楽しいから。
前からの夢だった(笑)。

真田 
どこでやったんですか?

 三ヶ田
本社近くにあるロジスティックセンター(物流センター)で。
盛り上がりました。

 高本
ロジスティックセンターにテーブルがあるので、その綺麗にしたテーブルに粉を撒いて、そこにつかれたお餅が運ばれてくるんですけど。
まぁ社員の中に餅をまとめるプロがいっぱい(笑)。
「うち毎年家でやるんですよ」みたいな、「やっぱりやる子って色々出来んねんな」って思って(笑)。
率先してやってくれて。
私はあんまり経験ないから教えてもらったり、小っちゃい子達、パートさんのお子様達も沢山来てくれたので、くっちゃくちゃになりながら(笑)みんな。
きな粉もあんこも用意して下さって。
あと大根おろしすって醤油で食べたりとか、おぜんざいもして下さったので。
自分で丸めたやつをその場ですぐ食べたり。
くっちゃくちゃのを持って帰ったり。
皆それぞれ。
皆さん「楽しい」「美味しい」って言ってくらはりましたし。

 南都
あとは忘年会ですね。

 三ヶ田
昔からやってます。
元々は大掃除終わって、(社員の為の)仕事お疲れ様っていう締めだったんですけど。
やっぱりちょっと人が増えて来ると、だんだんとこうパートさん、協力工場さんとか職場(職人)さんを呼んで接待するように。
忘年会ってやっぱり、感謝の気持ちでやるんですね。
「アルバイトさんパートさん、1年間ありがとう」って。
「職場さん1年間ありがとうございます」って、「お陰様で忘年会開けましたよ」って、「飲んで食べて下さいね」って感謝の気持ちでやるので。
そんな感じのイベントを3人で取り組みましたね。

真田 
この間、生野区とMRが「協力して一緒に地域を盛り上げよう」という
包括協定を結びました。
どんな感じやったんですか?

 南都
私は協定式に参加させて貰いました。
生野区役所内で取り交わしたんですが、ああいう場って初めてで(笑)。
包括協定を結んで、MRは生野区と地域を盛り上げて行くようになります。
行ってみて、なんかあの、「へぇ!」っていう感じでした(笑)。

 三ヶ田
MRの商品は生野の人達が作ってくれているんで、もっと生野の人達にお仕事をしてもらって、一緒に作っていきたい。

真田 
そうですね。
プラスの方向へ行くという事ですよね。

 三ヶ田
パートもバイトも、近くの人が来てくれて仕事してくれたら嬉しいと思うね。

真田 
なるほど。
因みに総務は新しいスタッフは
居れないんですか?

 高本
人居れないんですか?(笑)。
(三ヶ田を見て)

真田 
それは三ヶ田さんに権限が(笑)

 三ヶ田
いやいやいやいや(笑)。

 南都
もう…三ヶ田は歳なんでね。

 三ヶ田
一生おるつもりです!(笑)
ロングバージョンはコチラ







真田 
それでは始めます。


 三ヶ田・南都・高本
お願いしまーす。


真田 
右側の方から順に
お名前と担当部署を教えて下さい。




 三ヶ田
はい、三ヶ田 貴美子(みかだ きみこ)。
担当は経理です。


真田 
勤続年数は?


 三ヶ田
勤続年数は、え~、かれこれ30年。


真田 
皆からは「いっこさん」と
呼ばれてますよね。
続いては?




 高本
はい、高本 景子(たかもと けいこ)です。
総務部に所属してます。
この4月で5年目になります。


真田 
「景子さん」って皆呼んでます。
続いて?




 南都
南都 早希(なんと さき)です。
所属は総務経理部です。
毎年1年目の気持ちでやらさせてもらってますが、大体5年位です。


 高本
(笑)。


真田 
素晴らしい(笑)。
皆から、「早希ちゃん」って
呼ばれてますよね。
さて、皆さんシューズミニッシュ社と
リゲッタカヌー社(以下MR)の事を
教えて下さい。




 三ヶ田
私は、MRは凄く未知な世界に入っていってるかなって思います。
特にこんな珍しいデザインの履物を考えて。
先が分からない所にどんどんどんどん進んでいってるような。
余計にワクワクするような。
「え、こんなデザインが?」っていうのが凄い意外やった。
それがだんだんと皆が分かっていって、会社に人が増えていって、店が増えて。
果たして成功なのかどうか、未来の事も分からないですけど。
それが毎年毎年ちょっとずつ増えて
いってるっていうのが、凄くワクワクするなぁって。
そして、新しい人が増えると新しい出会いがあるのが嬉しい。
「あと10年後、どないなってるやろ?」とか。
だから凄い楽しみというか。
その未知な世界、自分らで作っていくっていう面白さというか、自分達で未来を作っていくっていうのがね。
だから皆色んな勉強して、色んな人が入って来て、色んな人の考え方で。
それが凄い良いなって。
逆に自由過ぎるというか。
それが良いのか悪いのか分からないですけど。


 高本
私が思うには、両社長、あんな感じの方々なので、社長といえど、どのスタッフも話し掛けていける空気は出しておられるので。
なかなかそんな会社って…。
で、代表の高本に関して言えば、
本当……あの、別に嫉妬するわけではないですけど(笑)、私と子ども達は勿論(代表の)家族なんですけど(笑)。


 三ヶ田・南都
(笑)。




 高本
(笑)。
なんでしょう、代表はスタッフの事も
本っ当にめちゃめちゃずっと
考えてるので、「え、あたしら家族は?」って
思う位(笑)。
なかなか「社員の事なんて知らん」って言う所が多いんですけど、「そない考えんでいいんちゃう?」って思う位、代表はずーーーっと考えてるので(笑)。
凄いなぁって思う反面、「なぁ、
もっとあたしらの事も見てよなぁ」って思う反面、
そんな会社の代表に出会った事無いので、良いなぁと思いますね。


真田 
早希さんは?




 南都
もう全部出ちゃったので…(笑)。


 三ヶ田・高本
あっはっはっはっはっは(笑)。


真田 
(笑)。




 南都
良くも悪くも自分次第で、やりたい事やらしてもらえたり、楽しくするのも自分だし、つまんなくするのも自分だし。
そういう感じがありますね。




真田 
なるほど。
三ヶ田さんは創業当時からミニッシュ社を支えてきてくれたと思うんですけども、昔と違う所ってどこですか?





 三ヶ田
昔と違う所と言えば、やっぱり5人の家族経営で始まった家族ぐるみが、会社という組織になってきた所。
人と人が交わう所かなぁと思います。


真田 
今スタッフは何人位、
MRに在籍しているんでしょうか?


 高本
MRだと110人弱で、
正社員だけだと60人弱ですね。


真田 
三ヶ田さんが日々過ごすにあたり
大事にしている事はありますか?




 三ヶ田
大事にしている事と言えばやっぱり、毎日を楽しく過ごすというか。
仕事にしても、遊びにしても、やるからには楽しくするという。
それが私のポリシーです。


真田 
そのポリシーを守るために
心掛けてる亊はあるんですか?


 三ヶ田
やっぱ前向きな考え方ですよね。
面倒がらずやるという。
だから「面倒くさい」とか、
「しんどい」とかいう言葉が一番嫌いですね。


真田 
いつ頃からそういう風に
考えられるようになったんですか?




 三ヶ田
タカモトゴム工業所(シューズミニッシュに改名をする前の会社名)に入った時位からですね。
きっかけは前職で好きな仕事を断念したせいですね、うん。


真田 
前は何をしてらっしゃったんですか?


 三ヶ田
事務です。
パターンナーという仕事を目指してたんですがそれを断念して。
どうせ同じ仕事をするなら好きになろうという思いでした。
いつまでもグチグチ後ろを向いてても仕方ないんでね。


真田 
景子さんはどうですか?




 高本
そう言われると…
凄く難しいんですけど。
三ヶ田さんとお仕事するようになって、本当凄い前向きで、いっぱい仕事を言われても断らない。
(三ヶ田を見ていて)前向きにやったら良い方に行くんじゃないかなと思うので。
私も見習って、ポジティブに嫌がらずに、笑顔で進めていけたら良いなと最近思うようになりました。
文句ばっかり言うような
人だったんで私(笑)。
文句を言わない人になろうと思います。


真田 
景子さんも結婚を機にミニッシュへ
転職されたと思うんですが。
前職で景子さんと一緒に働いてた人が
僕の知り合いに居て、
昔の話を聞きました。
「昔から凄いガッツある人やった」って言ってました。


 高本
まだ若かったんで、
ガンガン行ってたんです(笑)。


真田 
南都さんはどうですか?




 南都
あの…(母の三ヶ田に)「女は愛嬌や」って言って育てられたんで(笑)。
愛嬌を大事に?してます(笑)。
出来てないですけど(笑)。




真田 
三ヶ田さんの娘が南都さんで、
景子さんは代表の
奥さんでらっしゃって。
そういう3人が総務経理に
所属されてるんですね。
他にあったりします?


 三ヶ田
若い子に関してはもっと、無茶をしても良いんじゃないかな?と。


真田 
例えば?




 三ヶ田
自分で仕事を作るというのが今の子は出来ないんだと思うんですよね。
自分で何をして良いか分からないっていうのがあるかなぁっていうのはね。
だからもっともっと、チャレンジする気持ちをもっと表に出してほしいかなって。
真面目なんは良いんですけど、あんま冒険はようしないっていう。
うまく言えないけどもっと若さを出して、キャピキャピと、キャーキャーでもいいから。
そっから、上司の方に食ってかかる感じになっても良いし、自分で何かしたい事をアピールしても良いし、もっと自分を出して欲しいかなっていうのは若い子には特にあるかな。
なかなか今、自分から言い出せない子の方が多分、多いからね。


真田 
だから上司や先輩方も
頑張って声がけして?


 三ヶ田
その子の良さを引き出してあげるような。
多分上司や先輩も自分で精一杯なんと思うんですけどね。
だから、時には大人しい子に対して、こっちから言葉をかけ、会話を起こさすように持っていったりとか。
それが仕事の話とか私生活の話とか、ちょっと言葉悪いですけどおちょくる話とか、そういう感じで。
そしたら段々段々と会話のキャッチボールが出来るようになる。
そういう子もうちの会社には何人かはいてますよね。


真田 
なるほど。




 高本
MRは会社の規模として凄く大きい訳でも、めちゃめちゃ小さい訳でもないので、難しい所もあるかと思うんですけど、やっぱりその部署その部署、その仕事仕事で皆さん違うので、
私達含めて若干壁があったりするんやろうなって思います。
若さを利用してもっとグイグイ行っても良いなぁとは思うけど、
本当大人しい子達が多い。
40代はやかましいですけど、20代の子達は大人しいから。
なんか私もめっちゃいじりたくなって、いじりにいってますけど。
私は頑張り所の40代にいてるから、
もっとしっかりしなっていっつも思います(笑)。
いっこさんの下の世代としては、一番頑張らないといけない世代ですよね。
で、それを見てる30代がいて。
で、もっとそれを見てる20代がいて。
頑張らなアカンなって思うけど、自分が思い描いていた40代と今の自分はかけ離れてるので。
しっかりしなアカンという言葉が合ってるか分からないんですけど、見本になろうとかそんなおこがましい事言ってるんじゃなくて、仕事に対する考え方もそうだし、それこそ会社だったら数字とかに対する考え方とか、何においてもしっかりやっていれば、下もそんな感じになってくるんかなって思うんですけど。
ちょっと頼んないかな自分って思ったりするんで、だから皆大人しいんかなぁって思ったりします(笑)。


 三ヶ田
ふふふ(笑)。


 高本
私はもっとケンカ腰で仕事してたんで、20代(笑)。


真田 
知合いも言ってました。
凄く多く意見を言う人やったって。




 高本
そうですね。 それが良かったとは全くもって思わないんですけど、今の20代は大人しいなって。
無駄にはなれへんのに、悪いようにはね。
言いにくいんかなって。
世代もあるかもしれないですね、私の時とはまた違う、上からのプレッシャーみたいなんとかも、ミニッシュってあんまりないので。
MRの30代・40代も頑張ってはるんですけどね。
皆真っ直ぐなんでしょうね。


真田 
もうちょっと視野を広げて?


 高本
うん、自分もね、狭い所しか見ぃひんから、嫌な事も良い事も。
見る範囲が狭いから良くないなっていつも思ってる。
だからいっこさんとか早希ちゃんは包むような感じでいつも対応してはんなっていっつも私は思う。


 三ヶ田
いやいやそんなん言って(笑)。


 南都
適当ですよ(笑)。




 高本
いやそれが凄いと思って!!
いっこさんなんか、あの、仕事も力を抜いてるつもりもないでしょうけど、オンオフが凄い!
夜は絶対これ(片手をクイッとする仕草)が必要でしょうし、そのために!っていうのもあると思うし、だからそれが源なんでしょうね。
早希ちゃんも何か言われたらスススって。
私なんかは「えぇ~」って色々考える所から始めるけど、ほんま感心する。


 三ヶ田
(高本が担当する) 総務関係は、特に中立を守らなあかん。
だからあたしらみたいにチャランポランで「あぁ~」ってね、なかなかしにくいから、余計しんどいかもね。




真田 
景子さんが高本社長と会社の事を
色々お話しされる事もあるんですか?




 高本
そうですね、代表とも話しますね。
考えが違う時があったりするんですけど険悪にはならない感じで。


 三ヶ田
けーちゃん(高本)も代表の奥さんではあるけど自分の社員を子供のように分け隔てなく考えるよね。
やっぱりそれを考えると、色んな問題が出て来ると、凄く難しくなる。


真田 
意見をディスカッション
してるんですね。


 三ヶ田
やっぱり会社が大きくなって一番難しいのは、人を使うということ、人の平等さっていう。
それがやっぱりちょっと総務経理としてはありますね。
そりゃ、違う部署なら叱る事も出来るし、可愛い可愛いする事も出来るやろうけど。


 高本
総務経理の部屋は隔離されてるんで(笑)。



↑写真上:左側が総務経理部の部屋、
廊下を挟んで右側の部屋に
その他の部署となっている。
下:総務経理部の部屋の様子


真田 
少し離れた別部屋ですけど、
大事な資料も多いから。
でも話したい人は、何か提出する時に、「いっこさーん、早希さーん、
景子さーん」って声掛けて
話してる光景よく見ますよ。




 三ヶ田
中に来てもらって、話聞くし、するし。


 高本
やり取り面白いですよ、いっこさんと、色んな人との(笑)。




 三ヶ田
(笑)。


 高本
いじりが(笑)。
品質管理部の一木君とか(笑)。
ニコニコして帰られます(笑)。
いじられに来てるなぁ、一木君。


 三ヶ田
言ってほしいっていう子もやっぱり多いかなと思ったりする(笑)。
いじられたいというか、構ってほしいんかなぁ?
皆だんだんだんだんと、私の冗談をちゃんと受け止めてくれる子はだんだん乗ってくんねんけど、それを、乗らへん子はやっぱアカンな(笑)。


 南都・高本
(笑)。


 高本
切られた(笑)。


 三ヶ田
その会話についてこられへんかったら(笑)。
なんかこう、言いたいんかなぁと思う所をちょっと聞きだしてあげたいかなぁっていう、ちょっとね。
だからちょっと、ほんまに来た時にちょっとしたいじりをするのが一番良いあれかなぁと思ったりするけど。




真田 
なるほど。
昨年、総務経理の3名で取り組んだコトとかありました?


 三ヶ田
色々なイベントをやったよね。
まずはシューズミニッシュ社がタカモトゴム工業所から50周年の記念イベントしたよね。
本当は3月15日が周年の日だったんですけど、2018年5月末ぐらいにやりましたね。



↑50周年記念イベントでの集合写真


 南都
バーベキューとか出展を倉庫内でやりましたね。


 高本
旧リゲッタカヌー社の事務所の倉庫部分にコンロを4つ出してきて、バーベキューをしました。
その事務所スペースでは南都さんの
ご主人がカレーを持って来て下さったんですよ。
あと、飲み物やったり綿菓子やったり、食べ物以外にも、遊ぶものでヨーヨー釣りやったり、飴ちゃん掴みやったり、小さなお子さんも楽しんでもらえるよう様々。



↑写真一番下:カレーを準備する南都


 三ヶ田
社員、社員の家族、パート・アルバイト、またその家族、後は職場(職人)さんや協力工場さんが来てくれました。
50周年っていう事もあるんですけど、亡くなった先代、前会長と繋がりのある方々にもお越しいただきお礼も兼ねて
行いました。
本来ならホテルとか、大きな所で色んな人を呼んでするのが良いのかなと思ったんですけど、50周年はあくまで先代からの50年なんで、そのホテルで代々的にするのは今回は控えてという事で。
130人位集まったよね。
元々私がやりたかった
出店があるお祭り。
子供達が遊べる所にしたかったんです。


真田 
楽しかったですね。


 高本
次は会社がある地域の「生野まつり」。
会社近くの公園に、出店も凄いたくさん来てて。
で、最終的にはだんじりが13基くらい集まるお祭りです。
今年はそこにMRも商品販売させてもらって。
生野でお仕事してるから、生野の皆さんに知ってもらいたいっていうのがありまして。
ここ生野でサッと手に取って履いてもらったり試してもらったりっていう、試し履きイベントの拡大版みたいになって良かったんじゃないかな?と思いましたけどね。
凄く良い経験でした。
大変でしたけどね(笑)。



↑写真上4枚:会場の様子、
下:右から会計に奮闘する南都・高本


真田 
早希さんどうでしたか?


 南都
面白かったです。
多くの方に試し履きして頂いたり、買って頂けたり。


真田 
どれ位お客様は
いらっしゃったんですか?


 南都
かなりの方が来てくれて、購入もしてくれましたね。
凄い多くの人がブースに並んでくれました。




 高本
朝から夕方までのイベントでしたが、私は時間的にあっという間でしたね。


真田 
「生野まつり」は昨年初めて
出はったんですよね?


 三ヶ田
そうですね。
「生野まつり」って地域のお祭りなんですけど参加出来なかったんです。
2018年は縁があって、出店出来ました。


真田 
2019年も出られるんですか?




 三ヶ田
出ます。
これから色々地域と密着していくと思います。


 三ヶ田
今度は色々考えて社員全員で関わりたいですね。
で、次は、生野にある小学校でやった「リゲッタ巽KAPPO」っていう物販と試し履きとワークショップをやりましたね。



↑写真右上:ワークショップの様子、
下2枚:販売スペースの様子


 高本
リゲッタカヌーのサンダルに、絵を描くデコレーションレッツっていうブースが人気あって楽しんでもらえましたね。
また、その横で商品を売らせて頂き、コチラも大勢の方に購入頂きました。


真田 
そこに来られるお客様っていうのは?


 高本
そうですね、地域の小学生がメインなんですが、小学校の子達にチラシが配られてたり、ポスターが街中に貼られたり。
それを見て、皆さん来て下さったって仰ってました。
校庭では食べ物、屋台、プロレスがあったり、リゲッタ飛ばし大会がありました。



↑プロレス会場の様子
右下:プロレスラーの方にも購入頂けた。


 三ヶ田
その、小学生のPTAや各種団体の集まりの人達、婦人会とかそういう町会絡みの人達も参加され盛り上げてましたね。


 高本
イベント全体も多くの方が来られて、ウチのブースにも沢山来て下さいました。


真田 
じゃあ沢山の方に商品を履いて頂いたり知って頂いたり、地域の方に喜んで頂くMRの思いが叶ったというか?


 高本
私は総務担当なので、商品を売るっていう事がそもそも無いので、私は凄い良かったです。
こんな商品ある、とかは分かってても、実際商品の良さをお客様に話すっていうのはあんまりないので。
だから他の部署の子達も、そういう機会で触れられると、見方違ったりとかするんじゃないかと思ったりしますね。


真田 
なるほど。


 三ヶ田
あとは会社のメンバーと行った
年末の餅つき。



↑餅つきの様子


 南都
2018年の仕事納めの日に、パートさんとか、社員スタッフさんが集まって、お餅をつきました。
なんでお餅をついたかというと、母が提案して(笑)。


 三ヶ田
やりたかったから!(笑)。


真田 
なんでやりたかったんでしょう?


 三ヶ田
皆で出来るから。
楽しいから。
前からの夢だった(笑)。


真田 
どこでやったんですか?


 三ヶ田
本社近くにあるロジスティックセンター(物流センター)で。
盛り上がりました。




 高本
ロジスティックセンターにテーブルがあるので、その綺麗にしたテーブルに粉を撒いて、そこにつかれたお餅が運ばれてくるんですけど。
まぁ社員の中に餅をまとめるプロがいっぱい(笑)。
「うち毎年家でやるんですよ」みたいな、「やっぱりやる子って色々出来んねんな」って思って(笑)。
率先してやってくれて。
私はあんまり経験ないから教えてもらったり、小っちゃい子達、パートさんのお子様達も沢山来てくれたので、くっちゃくちゃになりながら(笑)みんな。
黄な粉もあんこも用意して下さって。
あと大根おろしすって醤油で食べたりとか、おぜんざいもして下さったので。
自分で丸めたやつをその場ですぐ食べたり。
くっちゃくちゃのを持って帰ったり。
皆それぞれ。
皆さん「楽しい」「美味しい」って言ってくらはりましたし。


 南都
あとは忘年会ですね。



↑忘年会の様子


 三ヶ田
昔からやってます。
でもやり方は変わってきてます。
元々は大掃除終わって、(社員の為の)仕事お疲れ様っていう締めだったんですけど。
やっぱりちょっと人が増えて来ると、だんだんとこうパートさん、協力工場さんとか職場(職人)さんを呼んで接待するように。
忘年会ってやっぱり、感謝の気持ちでやるんですね。
「アルバイトさんパートさん、1年間ありがとう」って。
「職場さん1年間ありがとうございます」って、「お陰様で忘年会開けましたよ」って、「飲んで食べて下さいね」って感謝の気持ちでやるので。
自分達のお疲れさん会はまた別でね。
そんな感じのイベントを3人で取り組みましたね。


真田 
2019年3月に、生野区とMRが「協力して一緒に地域を盛り上げよう」という
包括協定を結びました。
どんな感じやったんですか?


 南都
私は協定式に参加させて貰いました。
生野区役所内で取り交わしたんですが、ああいう場って初めてで(笑)。
なかなか入れる場ではないので。
包括協定を結んで、MRは生野区と地域を盛り上げて行くようになります。
行ってみて、なんかあの、「へぇ!」っていう感じでした(笑)。



↑生野区役所で包括協定を結ぶ様子


 三ヶ田
MRの商品は生野の人達が作ってくれているんで、もっと生野の人達にお仕事をしてもらって、一緒に作っていきたい。
仕事を神戸とか、それこそ外国に出すことも出来るんやけど、やっぱり生野で作りたいと、そこが原点やと思います。


真田 
そうですね。
プラスの方向へ行くという事ですよね。


 三ヶ田
パートもバイトも、近くの人が来てくれて仕事してくれたら嬉しいと思うね。


真田 
なるほど。
因みに総務は新しいスタッフは
居れないんですか?




 高本
人居れないんですか?(笑)。
(三ヶ田を見て)


真田 
それは三ヶ田さんに権限が(笑)


 三ヶ田
いやいやいやいや(笑)。


真田 
勿論、販促費とか色々あるのは
重々承知の上で(笑)。


 南都
もう…三ヶ田は歳なんでね。




 三ヶ田
一生おるつもりです!(笑)


真田 
(笑)。
取材は以上になります。
色々熱く答えてくれて
有難うございました。


 三ヶ田・南都・高本
有難うございました。











~今回着用していた商品~








全体企画・構成・
インタビュアー・編集:
真田 貴仁

ライター・カメラマン:
中河 有紀子

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